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事例紹介

はじめてのプログラミング
総合
兵庫県
小学校
5年生
はじめてのプログラミング
実証場所
兵庫県 加西市 加西市立賀茂小学校
実証担当者
加西市立賀茂小学校 菅野幸洋先生
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授業の様子


概要
身近な生活でコンピューターが活用されていることや、問題の解決には必要な手順があることに気付くことができる。

インタビュー

Q. 困ったこと,今後注意したいことはなんですか。
〇 学習コースの各ステージをダウンロードする際に、回線が混雑してしまい、全員がフリーズしてしまい、進めなくなった。
  ダウンロードのタイミングをずらすことで、少し改善が見られた。
〇 コロナ禍で密を避けるために、ほとんどの学習が個別学習になり、トラブルや相談の対応を全て教員が行うことになった。
  グループ学習を取り入れ、協働的な作業を通して学びを進めていきたい。

Q. 児童/生徒の印象的だった反応はなんですか。
〇 失敗しても粘り強く何度も取り組む様子が見られたこと。
  様々な場面ですぐに弱音を吐いたり諦めたりする癖がついている児童も、じっくりとパソコンと向き合い、試行錯誤を繰り返して正しいプログラムを見つけていく姿に感心した。
〇 普段の生活の中で色々なプログラミングに気付くようになったこと。
  学習を始めてから、教室の加湿器のランプが点滅する様子を見て「これもプログラミングや!」とか、社会科の自動車工業に使われているロボットを見て「ものすごく複雑なプログラミングがされているのだと思う。」などの発言が多く聞かれるようになった。

Q. 1番うまくいったことはなんですか。
〇 単元構成
  全8時間という短い単元の中で、プログラミングの基礎から、自分で作品を作り出すまでを組み込み、ほとんどの児童がプログラミングの基礎を理解し、自分なりの作品を作り出すことができた。

Q. 1番想定外だったことはなんですか。
〇 ダウンロードのフリーズ。
〇 失敗しても諦めずに試行錯誤する児童の姿。
〇 短い時間に多くを詰め込み、難易度が高かったにもかかわらず、多くの児童がプログラミングの基礎を理解し、自ら応用して作品を作り上げたこと。
〇 コロナ禍の緊急事態宣言で、外部講師を招聘できなくなったこと。その代わりにオンラインで講師先生とつながることができた。