「空間認識能力って何だろう、子どもの将来に役立つのかな?」
あなたは今、このようにお考えではありませんか?
もし、空間認識能力が子どもの将来に役立つ力なら、ぜひ身につけてもらいたいですよね。
そこでこの記事では、空間認識能力を鍛える4つのメリットについてご紹介します!
さらに以下の2点についてもご紹介します。
- 空間認知能力とは
- 空間認知能力を鍛える3つの方法
さっそく空間認識能力について見ていきましょう。
空間認識能力とは「物体の位置や形状などを瞬時に正確に認識する力」
空間認識能力があると、物体の位置や形状などを瞬時に正確に認識できます。
例えば地図を見たときに、自分のいる位置が正確に把握できるため、目的地までスムーズに行くことが可能です。
また、自動車や自転車を運転する際にも、障害物を避ける際にも使用しているため日常生活に深く関わっている力と言えるでしょう。
空間認識能力を鍛えるメリット4選|能力高い人の特徴をご紹介
空間認識能力とは空間にある物体の位置関係を認識できる能力のため、鍛えると様々な効果があります。
ここでは、そのうちの4つのメリットをご紹介します。
- スポーツ:キャッチボールがうまくできる
- 芸術:絵や図が上手く描ける
- 勉強:立体の図形などが把握しやすくなる
- 仕事:職業選択の幅が広がる
1.スポーツが上達しやすい
空間認識能力が高いと、スポーツで成果を出しやすくなります。
サッカーや野球などの球技では、ボールや相手プレイヤーの位置を計算しながらプレイする必要があります。
例えば、野球のフライボールの落ちてくる位置を予想してタイミングを合わせてキャッチを行うことには、空間認識能力が大きく関わっています。
そのため、空間認識能力を鍛えることがスポーツの上達に繋がると言えるでしょう。
2.絵や図が上手くかける
絵や図を描くことが上手いことと、空間認識能力の高さは大きく関わっています。
空間認識能力が高い人は、平面上でも絵を立体的に描くことに長けています。
物の立体的な位置関係を脳内で正しく処理できるからです。
子どもが自由に絵を描くことでも、空間認識能力を育てることができるでしょう。
3.立体図形などの理解が早くなる
算数や数学で用いる立体図形は、奥行きなどを理解しなくてはならないため、空間を認識する必要があります。
空間認識能力を高めることで、「物の形を感覚的に覚えること」や「組み上げた物体の完成図を想像すること」ができるようになるでしょう。
その結果、テストで問題にかかる時間を短くすることや、算数や数学への苦手意識を軽減させることに繋がります。
4.職業の選択の幅が広がる
空間認識能力が高いと、技術者やクリエイター、スポーツ選手など選択の幅が広がります。
以下に、どんな職業のどのような点で空間認識能力が活かせるのかについて記載いたしました。
職種 | 空間認識能力を活かせる主な場面 |
ゲームクリエイター | キャラクターをどう動かせば、リアリティ感が増すかを考える・設計する場面 |
エンジニア | オブジェクト指向やIoT製品の組み込みを行う場面 |
アニメーター | 平面的なものを、立体的に描く場面 |
デザイナー | CGの作成や服などを考案する場面 |
スポーツ選手 | ボールをどこで受けて、どのように動けば良いかの瞬間的な判断が必要な場面 |
機械の設計者・設計補助 | 3次元CADシステムを利用する場面 |
3次元CADシステムとは、コンピューター上の仮想空間で、設計・建設ができるシステムです。
主に建築業界や家具・インテリア業界、自動車業界などで使用されています。
平面的な設計図を、立体的に再現する必要があるため、空間認識能力が必要になります。
空間認識能力が優れていることで、将来の選択肢も増えやすいと言えるでしょう。
空間認識能力を鍛える3つの方法|「ブロック遊び」がおすすめ!
AR を用いた空間認識能力向上のための学習方法によると、空間認識能力を鍛えるには知恵の輪やプラモデルの作成など、物を様々な角度から見るような体験が必要だとされています。
立体的な遊びを行うことで子どもたちは,自然と空間を把握する空間認知能力を育むことができる
そこでここでは、そういった体験ができる方法を3つご紹介します。
- ブロック遊び
- 地図を使ったフィールドワーク
- 折り紙
1.ブロック遊び
空間認識能力の鍛え方の一つ目は、ブロック遊びです。
積み上げられたブロックの個数を数えたり、別角度からの見え方を想像したりすることで、立体物の位置や構造をイメージする能力が鍛えられます。
遊び感覚でお子さまと一緒にできるため、ぜひお気軽に試してみてください。
また、レゴと知育の関連性に関する調査によると、「子どもの頃にブロックで遊んだという経験が、自身の能力やセンスに影響がありましたか?」という質問に対し、東京大学出身者も85%が「影響があった」と回答しています。
人間は、2次元よりも3次元の形を想像することが難しいと言われています。
そのため、普段から3次元の物体を使用して遊ぶ経験は空間認識能力を高めることに繋がるでしょう。
2.地図を使ったフィールドワーク
外で地図を使ってフィールドワークをすることも、空間認識能力を鍛えるトレーニングとして効果的です。
地図を使ったフィールドワークは以下の2ステップで行えます。
- 屋上やビルの高層階展望台などへ行き、街を見渡す。
- 街を見渡した結果、わかったことを地図にまとめる。
地図に街の情報を落とし込むときのコツは、ダンボールや紙で立体的な建造物を制作することです。
立体的な建造物を制作する過程で、空間を必然的に様々な方向から見るので、空間認識能力が鍛えられるでしょう
ぜひ、空間認識能力を鍛えるために、地図を使ったフィールドワークを親子で一緒にしてみてください。
3.折り紙
折り紙を利用することでも空間認識能力が鍛えられます。
四角形の平面的な紙を、自由に折り込むことで、立体的な作品を作り出せます。
ブロックやパズルと異なり、自由に形を変えられるため、子どもの創造力や空間認識能力を鍛えることが可能です。
どのように折ったら立体的なカエルや折り鶴が作れるのかを考え続けることで、空間認識能力を高められるでしょう。
空間認識能力を鍛えるロボット制作を行うプログラミング教室のご紹介
空間認知能力を鍛える方法のブロック遊びの1つとして、ロボット制作を行うプログラミング教室をご紹介いたします。
ロボット制作やプログラミングと聞くと一見難しいように感じる方もいますが、最初は簡単なロボットの組み立てから始まります。
そのため、プログラミングの知識がないお子さまでも楽しみながら空間認知能力を鍛えることができます。
そこで、ロボットを使用したプログラミング学習に興味がある方には、当メディアを運営しているKOOVパートナープログラミング教室をご紹介します。
KOOVパートナープログラミング教室は、「KOOV」という教材を使用してロボット制作・プログラミング学習を行う教室です。
「KOOV」はカラフルで触りたくなるブロックが特徴で、楽しくロボットを制作しながら空間認知能力を鍛えることができます。
また、直感的に使えるプログラミング言語を用いるため、小さなお子さまでも簡単にロボットを動かせます。
プログラミングを使って新しい視点で世界を見れることで、「身の回りへの好奇心を持つ」「得意なこと・好きなことが増える」という体験ができるでしょう。
月謝は約1万円ですが、キットはレンタル可能ですので教材費は必要ありません。
(※一部レンタル有料・購入必須の教室がございます)
さらに、全国47都道府県で1000以上の教室数があるため、どなたでもお近くの教室が見つかります!
無料体験を行っていますので、ぜひ気軽にお申込みください!
(※有料の教室もございますので、体験申込時に各教室のページをご確認ください。)
教室での学習だけでなく、自宅で学べる講座もありますのでこちらもぜひご検討ください。
空間認識能力に関するよくある質問:空間認識能力を測定するテストってあるの?
インターネット上で空間認識能力が測れるテストがあり、内容としては以下のようなものが主流です。
- 絵を見て光源や影の方向を当てる
- 積まれているブロックの数を当てる
- パズルに合致する形のピースを当てる
1つの問題に対して、4〜5つほどの選択肢から回答を選ぶマーク形式が多いです。
自分の空間認識能力がどの程度のものか、気になる方は挑戦してみても良いでしょう。
空間認識能力 まとめ
いかがだったでしょうか。
空間識別能力とは「物体の位置や形状などを瞬時に正確に認識すること」です。
空間認識能力が高い人は、スポーツや絵が上手く、職業選択の幅も広いとされています。
空間認識能力を鍛えることで、将来の可能性を広げることにつながるでしょう。
空間認識能力を鍛えることに興味がある方は、KOOVパートナープログラミング教室の体験教室を検討してみてはいかがでしょうか。
この記事が、あなたの子育てのお役に立てば幸いです。