「創造力って何?」「鍛えられるのかな?」
あなたは今、このようにお考えではありませんか?
創造力があったら何となく役に立ちそうだけど、どんなメリットがあるか分からない。
そこで、本記事では創造力について詳しく解説します。
子どもの創造力について考えるきっかけになれば幸いです。
5分で読める記事となっておりますのでぜひ御一読ください。
- 創造力は「自分なりの方法で新たな物を生み出す力」のこと
- 創造力のある人社会で活躍できる
- 子どもの創造力を鍛える3つの方法「おもちゃ遊び」「プログラミング」「ロボット工作」
創造力とは?
創造力の定義
人が異質な情報群を組み合わせ統合して問題を解決し、社会あるいは個人レベルで、新しい価値を生むこと(日本創造学会 ホームページより)
創造力とは「情報を組み合わせて問題を解決し、新しい価値を生み出す力」です。
創造力は今後、今にもまして、必要な能力になると考えられています。
近い将来AI(人工知能)の発達により、複雑性の低い単純作業などの仕事は大部分が代替されるため、自ら問題を解決し新しい価値を生み出す創造力がより重要になってくると言われています。
また、創造力は誰もが持っており、身近な例を挙げると「絵を描くこと」や「問題の解決策を考えること」などが該当します。
創造力のある人のメリット|創造力豊かな人が社会で活躍している!
「創造力」のある人は、新しい価値を生み出せる人です。
AIの進歩が進む現代において、その人ならではの新しい価値を生み出せる人が社会で活躍しています。
子どもの創造力を鍛えるために知っておくべき5つのポイント
創造力は誰もが持っていますが、発揮しきれていない人もいます。
「Creative Confidence(クリエイティブ・コンフィデンス)」という考え方では、創造力を発揮するには自分の創造力に自信を持つことが必要だと言われています。
確かに、自分の意見に自信がないと会議で提案することなどは難しいですよね。
そこでここでは、子どもの創造力を鍛えるために知っておくべき5つのポイントをご紹介します。
心理学研究家の飯田裕子氏の論文によると、子どもの創造性を鍛えるには以下の5つポイントを踏まえた教育を行うことが大切とされてます。
- 一定の型にはめることなく、自由にのびのびとさせる
画一的な枠で子どもを抑えつけることは,子どもの創造的な活動の芽をつみとることになってしまう。ありきたりの考えよりも,むしろ誰も思いつかないような独創的な考え方を認めてやることの方が必要である。
- 子どもに広い知識と豊かな経験をもたせる
創造性を発揮する基礎には広い知識が必要である。巾広い多方面にわたる活動は,子どもたちの感受性を刺激し,それを高めていきながら新しい何かを自然の中で学習させていくのである。小さな知識が集まり,それが体系化されていき,やがては大きな創造へとつながっていくのである。- 自主性を養う
創造性の高い子に育てるには意欲的な子にしなくてはならない。子どもは本来,自分の納得のいくように事実を探求し,発見し,創造していくのである。自分で考え,工夫する能力を養うことが必要である。
- よく遊ばせる
小さい子どもであれぽある程,活動はすべて多少とも遊びの要素をおびている。遊びに積極的な子は全てに積極的であり,のびのびと振舞っている。このことは創造性を伸ばすために重要なことである。子どもの遊びはくり返しのようであるが,同じような遊びでもよくみると前とは変った新しいことに焦点をあてて楽しんでいるのである。そのような中に幼児の創造性を見い出すことができる。- 周囲が子どもにとって理解的,受容的な雰囲気を持っている
子どもは認められ,受け入れられることによって伸びていくものである。子どもに対する周囲の接し方などによって,子どもの自信もかわってくるのである。子どもの成長と共に,この自信が不動のものになっていくのが望ましい。(出典:幼児の創造性に関する基礎的研究)
子どもの創造力を鍛える方法3選
ここでは子どもの創造力を鍛えるポイントを踏まえて子どもの創造力を鍛える方法を3つご紹介します。
- おもちゃ遊び
- プログラミング教室
- ロボット教室
おもちゃ遊び
子どもの創造力を鍛えるには「自由に遊ばせる」ということが、非常に大事です。
遊びの中でもおすすめは、おもちゃ遊びです。
- 積み木やブロック
- 粘度遊び
- 工作
これらは3つの遊びは、子どもが作りたいものを実現する遊びであり、創造力を鍛えることができます。
特に、これらは型がない遊びであるため、子どもの自主性や豊かな経験をもたせる事ができるでしょう。
子どもの創造力を鍛えるポイントにもあるように、子どもが斬新で奇抜なものを造ったときには、周囲が理解し受け入れることで更に創造力が鍛えられるでしょう。
ただしおもちゃを選ぶ時は、子どもの興味に合った物を選ぶことも重要です。
家でブロック遊びをするのが好きな子どもが、粘土遊びをやらされるとストレスに感じてしまいます。
創造力を付けようと強制的に遊ばせても、自主的な遊びではないため創造力が身につきません。
そのため子どもが興味があるおもちゃ遊びを自由にさせてあげることが大切です。
プログラミング教室
プログラミング教室では子ども向けのプログラミング言語を学び、好きなアプリケーション(ゲーム・アニメーションなど)を作ります。
子ども向けのプログラミング言語は子どもが直感的に理解できるようになっており、どんなお子さんでも学習可能です。
一定の学習期間を終えると学んだプログラミング言語を利用して、ゼロから簡単なアプリケーションを開発します。
プログラミング言語を使って自分の好きなものを開発することで、自主性や豊かな経験を得られるため、新しい価値を想像する能力が身に付きます。
また、お子さまが集中しているときは満足行くまで続けさせることで、「自分が好きなものに集中してもいい」と考えるようになり、より創造力が鍛えられるでしょう。
ロボット教室
ロボット教室ではブロックからロボットを制作し、プログラミングを用いてロボットを動かします。
プログラミング学習と同時に、自分の好きなロボットを手を動かして制作することができます。
ゼロからロボットを工作し、プログラミングを使いロボットを動かす過程でゼロからアイデアを実現させる創造力が身に付きます。
ロボット工作は、一定の型以外に多くの表現ができることや、新しい発見が多く隠れています。
そのため、「こういう事もできそう!」という好奇心が刺激され、お子さまの創造力が鍛えられるでしょう。
プログラミングからロボット工作に興味がある方に、KOOVパートナープログラミング教室をご紹介します。
KOOVパートナープログラミング教室は、「KOOV」という教材を使用してロボット制作・プログラミング学習をする教室です。
「KOOV」は株式会社ソニー・グローバルエデュケーションが開発いたしましたプログラミング教材です。
直感的に使えるブロックとなっており、子どもでも簡単にロボットを作成できます。
プログラミングを使う過程で「身の回りへの好奇心を持つ」「得意なこと・好きなことが増える」という体験をしてほしいと考え、教材・カリキュラムを設計しました。
月謝は1万円前後です。キットはレンタル可能ですので、教材費は必要ありません。
(※月謝は教室によります。キットは一部レンタル不可・購入必須の教室もございます。)
全国各地1000教室以上あり、都市部以外の地域にお住まいの方でも、気軽に通学いただけます。
無料体験を行っていますので、ぜひ気軽にお申込みください!
(※有料の教室もございますので、体験申込時に各教室のページをご確認ください。)
教室での学習だけでなく、自宅で学べる講座もありますのでこちらもぜひご検討ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本記事では創造力を鍛えるメリットについて詳しく説明しました。
- 創造力は「自分なりの方法で新たな物を生み出す力」のこと
- 創造力のある人が社会で活躍している
- 習い事やおもちゃ遊びで子どもの創造力は鍛えられる