聖和学院様　ワークショップ

2022.11.08

2022年8月6日に神奈川県藤沢市にある聖和学院第二幼稚園でKOOVを使ったワークショップ、また8月24日に神奈川県逗子市にある聖和学院中学校でRaspberry Pi 400を使用したワークショップを実施してまいりました。

【ソニー夏休み特別講座】KOOVを使って未来の街を表現しよう！

聖和学院幼稚園・聖和学院第二幼稚園は、幼稚園では全国初のKOOVを使った授業の導入園です。ICT活用・英語プログラミング教育に積極的な幼稚園であり、コロナ禍で自宅待機が続いていた時期もYoutube配信によるネイティブ英語教師のオンライン授業を行うなど、お子さんたちの好奇心に寄り添い、デジタルリテラシーの育成に妥協のない取り組みを行っています。

8月6日に行われた幼稚園での夏休み特別講座では「KOOVを使って未来の街を表現しよう！」というテーマで卒園生を対象にワークショップを行いました。当日は、久しぶりに幼稚園に集まった卒園生のお子さんたちもお友達や先生と会えたうれしさで賑やかにワークショップをスタートすることができました。

今回は、既成のロボットを作るのではなく、お子さんたち自身が「未来にこんなモノがあったらいいな」というイメージをKOOVで造形表現し、かつプログラミングで動かす、という自由制作を行いました。あくまでゴールはお子さん達自身が設定するものであり、そのゴールを達成するためにどのようにブロックを組み上げるべきか、モーターを使って前に動かすにはどうしたらよいかなどを試行錯誤していただきました。

分からないことがあればお友達に聞いたり先生に質問し、自分なりの解決策を持って集中して取り組むことができ、２時間というワークショップ時間があっという間に過ぎ、作品ができた後もお友達同士で動かして遊びながら充実した時間を過ごすことができました。

最後に、幼稚園側よりお一人お一人に表彰状のお渡しがあり、皆さん夏休みの良い思い出になったのでは、と強く感じることができました。

聖和学院幼稚園だより

【ソニー夏休み特別講座】KOOVを使って未来の街を表現しよう！(卒園生)

プログラミングキャンプ（ Raspberry Pi 400 デジタル教育講座）

聖和学院中学校ではKOOVを使った英語プログラミング入試という特色ある取組みを行っており、入学後、中学1年生はネイティブ教員によるプログラミングの授業を通した、ＩＣＴスキル・論理的思考力・チームビルディング・プレゼンテーションスキル等、21世紀型スキルを伸ばすカリキュラムを実施。生徒様たちは、一人1台のiPadで自由な発想・表現・アイディアを発揮する環境で学んでいます。

聖和学院中学校・高等学校　中学受験について

8月24日に行われた中学校でのプログラミングキャンプ(Raspberry Pi 400デジタル教育講座)では、ソニー・グローバルエデュケーションが新たに開発しているデジタル制作・探究プラットフォーム「PROC」をワークショップ形式で体験いただきました。

「PROC」はRaspberry Pi 400のキットをベースにデザイン、ウェブ制作、プログラミングなどのさまざまなコンテンツを用意しており、デジタル制作を通じてコンピュータに慣れ親しみ、情報リテラシーの体得のみならず、「つくりたい」という意欲をかなえるコンテンツです。

デジタル制作・探究プラットフォームPROC

ワークショップ会場は2022年４月から開設された「ラーニングコモンズ」で実施しました。PROCのコンテンツはあくまでPCモニター内に閉じた表現活動ではありますが、ラーニングコモンズが持つコンセプトである「共有空間」「新しい価値を想像する」という言葉の通り、空間自体がクリエイティブでしたので、より一層、制作の発想も広がり、非常に効果的であったと感じました。

音楽やアニメーションといった普段慣れ親しんだコンテンツもいざ、制作する側の立場に立つとその難しさや作り上げた時の達成感もあり、これまで味わったことのない感覚を得られたのでは、と思います。この気持ちはまさに我々開発エンジニア、コンテンツクリエイターが日々感じている気持ちであり、我々もワークショップを通して生徒様が素直に一喜一憂する姿を見て、自らを投影しているような気持ちを持つことができました。